ケープタウンの歴史的建造物
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ケープタウンの歴史的建造物

アフリカでは市役所といえども観光地として見所と言える場所があるようです。海外の取材をしたいなら見逃せないスポットかもしれません。

ケープタウンの市役所は1905年に建てられたもので、ネルソン・マンデラの刑務所出所の際行われた、バルコニースピーチでも有名なのではないでしょうか。39の鐙からなる鐘楼は、ビッグベンの半分サイズのレプリカと言われています。ケープタウンにはこのような歴史的建造物が多く残っており、スレイブ・ロッジもその一つと言えるでしょう。

もともとオランダ東インド会社が奴隷の宿舎として建てたとされるもので、その後、最高裁判所として使用されていた建物と言われています。1階には、日本や中国といったアジアで作られた陶磁器やガラス製品、家具のほか、ギリシアや古代エジプト、ローマ時代の品物、さらには17〜19世紀にケープタウンで実際に使用されていたとされる生活用品と言ったものが展示されており、東インド会社が当時活動地域を広げていたと言うことがわかるでしょう。

また、国会議事堂も見所として挙げられるでしょう。国会議事堂は、昔の建物と新しい建物のふたつから成っており、開会している時期であっても、ガイドを付けることで旧館から見学が可能となっています。中の作りとしては、豪華な大理石で出来ており、審議の様子なども見学できるなど、滅多に体験できないポイントが溢れているでしょう。国会議事堂の隣には立派な石造りの建物があり、ここは「デ・タインハウス」と呼ばれる州知事のオフィスとされている。残念ながらこちらは一般公開していないようです。